Pharallel ヒストリとは?

ショコラ
ショコラ

Pharallel ヒストリとは?

ハンドラで処理された「リクエストの値」をどこからでも参照できる機能です。

例えば入力画面で入力した値を確認画面で表示したい場合があります。
その場合、確認画面ではリクエストの値を表示するのではなく、入力画面のヒストリを参照するだけで良いのです。

・ヒストリが登録されるタイミングはハンドラが実行された後です。
・URL のディレクトリを「ドメイン」読んでいます。例えばアクセスする URL が「http://192.168.0.1/member/form」ならドメインは「/member」です。「http://192.168.0.1/form」ならドメインは「空」です。
・ヒストリはドメインに紐づいて管理されています。例えば「http://192.168.0.1/member/form」の「form」ヒストリは「/member」に属しています。
ドメインが変わるとヒストリが削除されます。あるドメインにいて次に別のドメインに移るとき、例えば「/member」から「/search」に移るとき。ドメインが変わるので「/member」配下のヒストリも削除されます。ですが、次のドメインが「空」の場合にはヒストリは削除されません。

もっさん先輩
もっさん先輩

まずは、ヒストリを使っているサンプルはこちらです。ルートform のヒストリを取得しています。

  public function create( $form_data )
  {
    parent::create($form_data);

    // 画面に表示する変数の用意
    $this['form'] = $this->get_history('form');
  }

ヒストリを登録します。

\API::set_history({key=valueの配列},{ルート},{ドメイン}):bool

※ルートが null の場合には現在のルートを取得します。
※ドメインが null の場合には現在のドメインを取得します。
※ヒストリにオブジェクトは登録できません。

ヒストリを確認します。

\API::has_history({ルート},{ドメイン}):bool

※ルートが null の場合には現在のルートを取得します。
※ドメインが null の場合には現在のドメインを取得します。

ヒストリを取得します。

\API::get_history({ルート},{ドメイン}):bool

※ルートが null の場合には現在のルートを取得します。
※ドメインが null の場合には現在のドメインを取得します。
※取得できない場合には「abort(503,’SESSION ERROR’);」のエラーになります。エラーにしたくない場合は、has_history でヒストリを確認してから実行してください。

ヒストリを削除します。

unset_history({ルート},{ドメイン})

※ルートが null の場合には現在のルートを取得します。
※ドメインが null の場合には現在のドメインを取得します。
※空のドメインのヒストリも削除されます。

ヒストリを全削除します。

\API::flash_histories()

以上

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